「群馬県前橋市の歯医者」桐生市、伊勢崎市、太田市からも患者さまに来て頂いております。
いそ歯科医院は歯周病の治療、予防を中心として審美歯科・ホワイトニング・インプラント・超精密義歯に力をいれています。

インプラント はじめに

歯を失った部分をそのままにしておくと噛みにくだけでなくアゴの関節の不調和を起こしたり、かみ合わせの歯がない部分に向かって伸びてきてそのために歯並びがドンドン乱れてきて見た目も悪くなりかみ合わせを崩壊させてしまいます。一般的には後ろのかみ合わせる歯がなくなると上の前歯に負担がかかり出っ歯になりやすくなります。

また近年では食べるという行為は脳と密接な関係を持っており、咀嚼の障害は脳の働きに少なからず影響を与えるものと考えられ、歯を喪失したままの状態が続くとアルツハイマー病の発症の危険が高くまるという調査結果がEC痴呆研究グループを初め北大医学部や名古屋大学医学部からでてきました。

そのために通常は歯を失った部分を補うことになります。 その補う方法には第一にインプラント、第二にブリッジ、第三に入れ歯になります。

歯を失った部分を補う、「歯がない所に、歯をつくる」治療法としては、最近の世界的な傾向としてまず、『インプラント』が選択されます。

それは『インプラント』はブリッジのように両側の歯を削る必要もなく、入れ歯のように歯肉に沈み込んで当たって痛くなることもなくほとんどご自分の歯のように噛めるからです。 インプラントとは、歯がなくなってしまった部分に、第二の永久歯ともいえるチタン製の人工の歯根を植えることにより、もとの自分の歯と同じように食べ物を噛める様にする最新の治療法です。

まわりの歯に負担をかけることもありません。それどころかインプラントが力を受けることで、まわりに歯の負担を減らし長持ちさせます。 またインプラントを立てた部分の骨はインプラントを入れない状態(ブリッジ、入れ歯の状態も含む)よりも適度に骨に力が加わるために骨が萎縮しないことがわかっております。 そのために現在ではこの方法が歯を補う最も望ましい方法とされております。

従って噛める能力はインプラント>ブリッジ>入れ歯の順になります。

このようにインプラントは大変優れた方法ですがあなたの基礎的疾患や骨の厚み、幅、骨質によってはインプラント治療が不可能な場合や事前に骨を改善する手術が必要な場合があります。

治療の流れはまずあなたの全身状態や、骨の条件、またあなたのご要望を加味してまずインプラント治療であなたのお悩みを解決できるかどうかをスクリーニング検査にて調べて診断します。

そしてインプラント治療であなたのお悩みを解決可能であればインプラントによる治療計画を立案するためにCT撮影を行います。 まれにインプラントではあなたのお悩みを解決できない可能性がある場合は他の方法による治療計画を立案しご提案させていただきます。

当院では今のところ原則として「感染の危険性を最小限にする」、「インプラントに過度の力が加わるのを避ける」ために手術を2回行なう方法を取らせていただいております。

また1次オペ後の治癒期間は原則として下アゴは3ヶ月、上アゴは6ヶ月とさせていただいております。この治癒期間は手術時の骨の感触、手術時のインプラントの埋入トルク値、手術後のインプラントの動揺度、全身状態等の様々な条件により増減されます。

現在はインプラントの表面性状や術式により治癒期間を短縮できたりインプラント立てその日に仮の歯を入れて噛ませていくような術式もありますが、もるデータもでてきておりますがほとんどがアングロサクソン系のデータなので骨格系が華奢な日本人にすぐに応用できるとは思えませんのでもう少しデータの蓄積をまって行なっていきたいと思います。 (※同日に歯を抜いたところにインプラント立てる場合はこの限りではありません)

インプラントは手術が必要ということで躊躇される方も多いようですが医科の外科処置と同じレベルで完全滅菌された最新機器を用いて行ないますので細菌感染もなく手術中は麻酔が効いており痛みもなくの通常の歯を抜く治療に耐えられる全身状態の方であれば何歳になっても可能です。

インプラントを骨に植える時に使う機械当院では麻酔が切れた後も痛みがなくすごせるように術前に抗生剤と鎮痛剤を服用していただいております。
植える本数が多くなると術後の腫れや痛みも多少ある場合もありますが「歯を抜いた時よりも痛みはない」とみなさんおっしゃいますし、鎮痛剤を飲めばおさまります。

入院の必要もなく日帰りできます。1〜2本で骨の改善を必要としなければ手術している時間は30〜40分で終わります。(その前後のお口の洗浄・消毒等を入れてトータルで約1時間とお考えください。)
1〜2本であれば術後の痛みや腫れもほとんどありません。

また当院では安全かつ確実にしかも早く所定の部位にインプラントが植えられる用に安全精密インプラントシステムを採用しており、これにより何もなくフリーハンドで行なうよりも極めて安全かつ確実に早くインプラントを植えることができます。

■安全精密インプラントシステム

サージカルテンプレート安全を第一と考えたとえ1本からでもCT撮影を行ないそのデータとスクリーニング検査の結果から診断して安全で最適な位置へのインプラントの埋入を行なうためにコンピューターシュミレーション(iCAT)と模型上のシュミレーションを行なった後にインプラントの埋入方向を規定するサージカルテンプレートを作成しインプラント埋入を行っております。